【電気工事士(技能)】テスターは回路チェックに使ったらダメ?

電気工事士【共通】

 電気工事士試験(技能試験)における測定器の使用可否について紹介します。電気工事士の技能試験では「電動工具以外の全ての工具を使用することができます。」という案内があります。

 テスターは、回路のつながりを電気的に確認できる測定器で使用も簡単なため、電気工事士でなくても使用したことのある方は多いと思います。これを試験に使えば便利なのではないか、と思われる方も多いと思います。

 テスターは電動工具ではないので大丈夫ではないか?という疑問について述べます。

電気工事士試験における計測器の使用について

 もう結論は出ていて、


結論はNGです。

ということになります。

この結論については、電気技術者試験センターが公表している「技能試験の概要と注意すべきポイント」に次のような記載があります。

・使用する工具
「候補問題」を確認し,作業に必要な工具はご自身でご用意ください。
他の受験者からの借用は禁止されています。
電動工具以外の全ての工具を使用することができます。
工具以外の物,例えば,テスタなどの計測器等の使用は禁止です。
ただし,電線を一時的に束ねるためのクリップ等については使用可能ですが,試験終了
までには,必ず取り外してください。

令和5年度版 技能試験の概要と注意すべきポイント(一般財団法人 電気技術者試験センター)

引用元の原本も載せておきます。ほかにも大切な記載があるため一読ください。電動工具ではなくても、計測器のように「工具」と言えないものはダメなようです。

『技能試験の概要と注意すべきポイント』について
  • 試験センターホームページにおいて、無料でダウンロード出来ます。
  • 内容は、必要に応じて予告なく変更される場合があるので、最新の内容は試験センターホームページで確認してください。

参考:試験会場での確認

『技能試験の概要と注意すべきポイント』がなかった時代の話なので、多少古いですが昔から計測器は使用不可でした。

練習で活用しよう

 自宅の練習でテスターを活用することができます。(当然ですが)わざわざ買うのはもったいないかもしれませんが、職場にあったりすれば使ってみてはどうでしょうか。

回路チェックすることで視覚的に理解が深まります。

配線チェッカーの活用

 テスターを使ってみようと言ってはみたものの、初学者・独学者では電気回路の理解が不十分でテスターだけ与えられても確認しどころの判断が難しいとは思います。

「必須」ではありませんが便利アイテムを紹介します。

独学者の回路チェック良否判定ツールです。

回路チェック以外に、「理解の促進」に役立ちます。

自分で作った作品に実際に通電することができるアイテムです。通電といっても本物の100vを通電するわけではなく、乾電池による通電&LEDによるランプ点灯確認ができる品物です。

(注)試験会場では使えません。

電源のところ:乾電池
負荷:ランプ

をぶら下げて、実物でランプ点灯が確認できます。スイッチで入り切りも可能です。

引用:ホーザン(HOZAN) 第二種電気工事士技能試験の練習専用 合格配線チェッカー Z-222商品ページ

独学の場合、理解を助けてくれるのに期待大です。

コンセントに繋いで本当に電球を繋げば動きますが、まだ免許未取得のため危険なので繋いではいけません。このチェッカがあれば安全に確認できます。

スイッチで入り切りもできるので視覚的に配線がいいか悪いか一目瞭然です

マニュアル付きで迷うことはないようです。