学習

電気理論

パーセントインピーダンス(%Z)計算法【基礎編】

パーセントインピーダンス計算法(基礎編) 前回では、パーセントインピーダンス計算の初歩的な解説を記載しました。今回はもう少し突っ込んだ話を記載します。読者のご高覧を賜れば幸いです。 平成 鹿年 骨月 吉日貧電工附属 サイタマ・ドズニーランド...
電気理論

パーセントインピーダンス(%Z)計算法【入門編】

パーセントインピーダンスとは何か・・・ではない始まり方です。いつの間にかパーセントインピーダンスで短絡電流を計算していく解説手法です。いつの間にかパーセントインピーダンス法で計算ができるかも。 パーセントインピーダンス計算法入門  電気屋を...
第1種電気工事士

【第1種電気工事士】変圧器V結線&単相・3相3線式の結線・複線図

第1種電気工事士試験(技能)に出題される変圧器のV結線と単相3線式回路+3相3線式回路の結線の考え方について説明します。 変圧器V結線&単相3線式の例題【単線図】  技能試験で出題される例題を示します。複線図について自ら描けるか考えてみてく...
第2種電気工事士

【第2種電気工事士】パイロットランプの結線(常時・同時・異時)

第2種電気工事士試験で定番で出題されるパイロットランプの回路・結線・複線図について説明します。複線図をそのまま丸覚えでも問題はありませんが、できれば「理解」できた方が試験会場で「ド忘れ」しても思い出せるし、回路チェックもできると思いますので...
第1種電気工事士

【第1種電気工事士】配線図問題の読み方、機器の役割を知ろう

第1種電気工事士の中で配線図問題はとっつきにくく、分かりやすいものではありません。特に実務に携わっていない方(高校時代に受験した私も苦しみました)は難しいと思います。受電設備の構成・機器の流れ・保護回路や計測回路の構成を一つ一つ簡単に説明し...
第1種電気工事士

【第1種電気工事士】GR付PAS(地絡継電装置付高圧交流負荷開閉器)の役割

第1種電気工事士筆記試験の配線図で必ず出てくる「地絡過電圧装置付高圧交流負荷開閉器(GR付PAS)」の概要について説明します。どのようなシーンで活用できるのか見ていきます。 (関連する記事) 地絡継電装置付高圧交流負荷開閉器(GR付PAS)...
第1種電気工事士

【第1種電気工事士】自動点滅器・タイムスイッチの回路・複線図・配線

第1種電気工事士技能試験には、自動点滅器・タイムスイッチ回路が出題されます。この回路についての考え方をしっかり解説した参考書はあまり見かけません。ここではその回路を詳しく解説したいと思います。 自動点滅器のある回路図  仕組みから回路図の組...
第2種電気工事士

【第2種電気工事士】3路・4路スイッチとは~仕組み・回路・複線図~

家庭の階段や長い廊下などで、別の場所から同じ電灯をオン・オフできる便利な3路スイッチ・4路スイッチの仕組みや回路、複線図を解説します。
第1種電気工事士

【第1種電気工事士】変流器のある回路の複線図と配線

第1種電気工事士技能試験では、例年1題は変流器回路の問題が出題されています。筆記試験の配線図にも出てきます。変流器回路は、高圧回路にあまりあまりなじみのない方には理解しにくいと思いますが、ここではその回路を説明します。 変流器(CT)の基礎...
電気機器

負荷時タップ切換器付変圧器(LRT)とは?役割,構造・原理(タップチェンジャー)

配電用変電所などで、『停電を伴うことなく』負荷に応じて2次側電圧を一定に保つことができる変圧器『負荷時タップ切換器付変圧器(LRT)』について役割や構造・仕組みについて説明します。 負荷時タップ切換器付変圧器(LRT)とは  負荷時タップ切...
電気機器

かご型誘導電動機の始動方法(全電圧・スターデルタ・リアクトル・コンドルファ始動法)

誘導電動機には「かご型」と「巻線型」の2種類があります。ここでは「かご型」に分類される誘導電動機の始動方法について紹介します。 かご型と巻線型の構造的な違いは次のとおりで、2次回路(回転子)の電気回路を外部へ引き出しているかどうかが大きな特...
電気機器

スコットトランスとは?仕組み、ベクトル、三相バランスの証明

スコット結線された変圧器は、3相から2相に変換する変圧器として用いられ「2つの単相負荷が等しければ、一次側は平衡三相電流」となる変圧器です。 二次電圧は、位相が90度異なった、2つの単相回路となります。 とは一般的に言いますが電気理論を詳し...
電気機器

同期発電機の短絡比とは?~三相短絡曲線・無負荷飽和曲線~

同期機には「短絡比(たんらくひ)」という便利な定数があります。意味が分からなくても使うことはできます。(使い方を覚えれば計算に役立つ)ですが、何を意味するかキチンと理解するのは難しい内容です。短絡比を知ることで同期機の電気的な仕組みについて...
電気機器

変圧器のV結線とは~ベクトル・動作原理と利用率86.6%~

単相変圧器2台をVに結線することで平衡3相電力の送電が可能になるV結線について、その動作原理をベクトル図を使って説明を頂いています。回路をバラバラにしたりΔ結線との比較をしたりかみ砕いた説明で、V結線のベクトル・理論は理解が難しいため、本記...
電気機器

誘導機と同期機の「回転磁界」とは?~仕組み、原理の概念~

「回転磁界」とは、誘導機と同期機の固定子部分に用いられる仕組みで、磁極が「機械的には回っていない」けど「電気的には回っている」状態を作り出すものです。この概念を理解することができる解説資料です。
第2種電気工事士

【第2種電気工事士】接地側(白)と非接地側(黒)電源線とは?

電気工事士試験で超大切な「接地側」と「非接地側」について解説します。 接地側電線とは対地電圧「0v」で理論上、触っても感電しない安全な電源線になります。電気回路的には、接地側電線と非接地側電線を負荷に繋げば通電するので、どっちをどっちに繋い...
変成器・継電器

配電系統地絡保護[DGR(地絡方向継電器)とEVT(接地型計器用変圧器)]

『6.6kV配電系統(非接地系)』(←ホントは中性点超高抵抗接地系統)で適用されている地絡保護に用いる「DGR(地絡方向継電器)」と「EVT(接地型計器用変圧器)」の解説資料です。 配電系統の地絡保護は「非接地系統」であるがゆえに「コンデン...
送配電

3相4線式配電方式の対地電圧が182V?(Δ-Δ結線、V-V結線)

3相4相式配電におけるΔ-Δ結線とV-V結線では、対地電圧を測定すると182vの相があります。なぜこのような現象が発生するのかベクトル図による解説となります。 こちらの記事は「鹿の骨」さんにご投稿いただいた貴重な資料です。いつもありがとうご...
変成器・継電器

零相変流器(ZCT)の動作原理と不平衡負荷の電流ベクトル

地絡事故発生時の地絡電流を検出する地絡保護用に使用するZCT(Zero-phase Current Transformer)について、その動作原理をベクトル図を使って解説を頂いています。零相変流器は電流のアンバランスを検出(打ち消さない成分...
変成器・継電器

零相変流器(ZCT)の構造・原理・用途や回路の結線

「零相変流器」というのは、系統に地絡事故発生した際に「地絡電流」を検出して取り出す変流器をいい、「地絡保護」用に用いる変流器です。「3相のベクトル合成した電気を物理的に取り出す」ことができる仕組みになっています。具体的な役割・構造について説...