変圧器

電気機器

変圧器のY-Y結線は地絡電流が流れない?

変圧器は1次電流×1次電圧=2次電流×2次電圧にならなけばおかしい機器です。つまり2次電流だけ流れることはできません。単相の場合はあまり悩みませんが3相になるとそういうことが理解できていないと実務で色々混乱すると思います。こういう話は教科書...
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ウッドブリッジ変圧器(ウッドブリッジ結線)とは

日本国内の電気鉄道に用いられる3相から単相を取り出すことのできる「ウッドブリッジ結線」についての記事です。ウッドブリッジ結線の話皆様こんにちは 今回の御題は「ウッドブリッジ結線」です。ウッドブリッジ結線?何それですねぇ~・・・全く解りません...
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変圧器の返還負荷法とは(温度上昇試験)

変圧器の温度上昇が規定内であることを確かめるために温度上昇試験を行いますが、このために変圧器に「負荷」をかける必要があります。ですが、大容量変圧器では定格負荷をかけること自体が困難ですし、大変不経済となります。そのため、返還負荷法もしくは等...
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異容量V結線(灯動共用方式)とは。(ベクトル図)

一般的な配電方式として柱上変圧器は容量の異なる単相変圧器2台をV結線して低圧配電しています。これは、灯動共用方式と呼び、変圧器の異容量V結線で実現します。回路(計算方法)は難しくなるものの、広く使われている方式となります。オトーサンの為の異...
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変圧器のV結線とは~ベクトル・動作原理と利用率86.6%~

単相変圧器2台をVに結線することで平衡3相電力の送電が可能になるV結線について、その動作原理をベクトル図を使って説明を頂いています。回路をバラバラにしたりΔ結線との比較をしたりかみ砕いた説明で、V結線のベクトル・理論は理解が難しいため、本記...
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パーセントインピーダンス(%Z)計算法【トランス編】

パーセントインピーダンス計算法(トランス編)パーセントインピーダンスの解説はこれで4回目です。前回ではトランスがある回路の解析手法を記載しましたが、トランスは理想トランスとして扱いました。今回は、トランスの回路定数を含んだ値で解説を行います...
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負荷時タップ切換器付変圧器(LRT)とは?役割,構造・原理(タップチェンジャー)

配電用変電所などで、『停電を伴うことなく』負荷に応じて2次側電圧を一定に保つことができる変圧器『負荷時タップ切換器付変圧器(LRT)』について役割や構造・仕組みについて説明します。負荷時タップ切換器付変圧器(LRT)とは 負荷時タップ切換器...
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スコットトランスとは?仕組み、ベクトル、三相バランスの証明

スコット結線された変圧器は、3相から2相に変換する変圧器として用いられ「2つの単相負荷が等しければ、一次側は平衡三相電流」となる変圧器です。二次電圧は、位相が90度異なった、2つの単相回路となります。とは一般的に言いますが電気理論を詳しく(...