学習

電気機器

スコットトランスとは?仕組み、ベクトル、三相バランスの証明

スコット結線された変圧器は、3相から2相に変換する変圧器として用いられ「2つの単相負荷が等しければ、一次側は平衡三相電流」となる変圧器です。二次電圧は、位相が90度異なった、2つの単相回路となります。とは一般的に言いますが電気理論を詳しく(...
電気機器

同期発電機の短絡比とは?~三相短絡曲線・無負荷飽和曲線~

同期機には「短絡比(たんらくひ)」という便利な定数があります。意味が分からなくても使うことはできます。(使い方を覚えれば計算に役立つ)ですが、何を意味するかキチンと理解するのは難しい内容です。短絡比を知ることで同期機の電気的な仕組みについて...
変成器・継電器

配電系統地絡保護[DGR(地絡方向継電器)とEVT(接地型計器用変圧器)]

『6.6kV配電系統(非接地系)』(←ホントは中性点超高抵抗接地系統)で適用されている地絡保護に用いる「DGR(地絡方向継電器)」と「EVT(接地型計器用変圧器)」の解説資料です。配電系統の地絡保護は「非接地系統」であるがゆえに「コンデンサ...
送配電

3相4線式配電方式の対地電圧が182V?(Δ-Δ結線、V-V結線)

3相4相式配電におけるΔ-Δ結線とV-V結線では、対地電圧を測定すると182vの相があります。なぜこのような現象が発生するのかベクトル図による解説となります。こちらの記事は「鹿の骨」さんにご投稿いただいた貴重な資料です。いつもありがとうござ...
変成器・継電器

零相変流器(ZCT)の動作原理と不平衡負荷の電流ベクトル

地絡事故発生時の地絡電流を検出する地絡保護用に使用するZCT(Zero-phase Current Transformer)について、その動作原理をベクトル図を使って解説を頂いています。零相変流器は電流のアンバランスを検出(打ち消さない成分...
変成器・継電器

零相変流器(ZCT)の構造・原理・用途や回路の結線

「零相変流器」というのは、系統に地絡事故発生した際に「地絡電流」を検出して取り出す変流器をいい、「地絡保護」用に用いる変流器です。「3相のベクトル合成した電気を物理的に取り出す」ことができる仕組みになっています。具体的な役割・構造について説...
変成器・継電器

変流器(CT)の構造・原理・用途や回路の結線

変流器は、高圧や特別高圧の回路で大電流が主回路に流れる時、その電流を扱いやすい大きさに変換する機械です。この変流器は多くの箇所で様々な用途で使われています。目的によって選定する機器は変わりますし、使い方によって結線が変わります。ここでは、そ...
第3種電気主任技術者

【電験3種_理論】四端子定数

ここでは、四端子定数について説明します。四端子定数? ナンジャソラ?な状態でしたが、なんとなく理解できたのでまとめてみました。四端子定数の概念図のような回路に於いて、、、 ・入力電圧をV1、入力電流をI1 ・出力電圧をV2、入力電流をI2と...