【合格体験記(電験1種)】りょう様

第1種電気主任技術者

【No.004(2013.02.16)】

何回目の受験?

 5回目

使用した参考書

 一次試験:2種これだけシリーズ
 二次試験:過去問のみ

受験体験記

平成24年度において第一種電気主任技術者試験に合格した。

一年目:一次機械以外合格
二年目:一次試験のすべてを合格 二次試験で不合格
三年目:二次試験で不合格 リセットとなる

電験2種は一発合格であったため、人生初のリセットを経験した。
あまりの悔しさにほとんど勉強が手につかなかったが、惰性で4年目の試験には一応申し込んだ。

四年目:一次試験の理論以外は合格

ほとんど勉強していない状況での3科目合格により、ここで一念発起した。
来年で絶対に完全合格すると決意し、そこからは死にもの狂いで勉強した。
基本的に生活必需行動(食事、睡眠、仕事等)以外は全てを勉強に費やした。遊びも趣味もテレビも全てをやめた。睡眠時間も削り週末はほぼ勉強した。勉強していない状態が気持ち悪くなる程の勉強中毒になった。

H23/9〜H24/2  2種二次試験の復習を行った。
H24/2〜H24/6  1種二次試験の勉強を行った。一次試験の理論は3か月あれば絶対に受かる自身があったので、それまでは2次試験を見据えた勉強を行った。

H24/6〜H24/8 一次理論の勉強を行う。参考書は2種これだけシリーズ(理論)

五年目 H24/9 一次試験を行った。あまりの手応えに絶対に受かったと確信し理論試験の一時間後には2次試験の勉強を開始した。(後日の自己採点で8割正解)

H24/10 一次合格発表があり当然自分は合格したが、その理論科目の合格基準に驚いた。
100点満点で42.32点以上で合格というもの。自分の自己採点が80点であった事から、そんなに平均点が低かったことに驚く。同時に、自分がここまで点数が取れる試験に、それぐらいの点数しか取れない人達が大量に一次試験を合格して、その人達が二次試験を受けたら絶対に平均点が下がるはず。となれば、ここまで勉強している自分が合格しないはずがないと、その時に合格を確信した。

二次試験の勉強は過去問のみである。過去15年分の過去問を集めて全てコピーを取り冊子にして常に持ち歩いた。暇を見つけては勉強するために携帯性に優れた物にしようと思ったからだ。寝る前、運転中の信号待ち、トイレ、風呂場、机が無い場所でも論説問題の解答を考えるだけならもってこいの場所だった。全ての問題を何回も通した。問題を見れば自然と解答が浮かんでくるまで繰り返し勉強した。

H24/12  2次試験を行った。電力管理:GISの輸送の問題(ほぼ過去問と一緒)と直流送電の問題はサービス問題であった。20分で完答できた。次に対象座標法の問題に取り掛かったが、回路にまさかの負荷がのっかっており、今まで見た事が無い問題であった。勘で解いたがほとんど間違っていた。あと1問を解かなくていけないのだが、残り3問の問題を眺めてもさっぱり分からない。悩んでいる内に残り時間が10分程になり、最後になんとかなりそうな確率の問題を解くことに決めた。落ち着いて問題をよく読めば簡単な問題である事が分かり2番目までは解く事ができた。

機械制御:最初の2問を解く事に決めており、勉強もそこしかやっていないので、必然的に1番と2番の問題から簡単そうな問題を解く事になった。2番の問題を見た瞬間に単純な変圧器の電圧変動率の式の証明の問題であると思い、しめたと思ったが、問題を読むと何かが違う。ベクトル図が何かおかしい。自分が理解しているベクトル図はVnとVLが逆であった。

近似式についてもマイナスではなくプラスであった。混乱した状態でしかも時間も無いという焦りもあり、答えを出す事が出来なかった。
あきらめて1番の誘導機の問題を解く事にした。正直言って最初は問題の意味が分からなかった。しかしもう後が無かった。ほかの選択肢も無いため、この問題を解かなければ確実に落ちる事になる。不親切な説明文を死にもの狂いで理解しようと試みた。


しかし、それにしても電験1種の問題は全体的に説明文が不親切過ぎる。説明文を理解出来る能力を見極めたいのであろうが、試験中の緊張とそれに加えて時間が無い焦りの中で答えを導き出すのは並大抵の努力では達成できない。それが、この試験を難関と言わしめる所以であろう。
その時に奇跡が起こった。これが偶然なのか努力による必然なのかは今でも分からないが、問題の意味を理解しnとTの美しい式を導き出す事が出来た。あと15分程であったが、残りは機械的な計算を解くだけであったので(意地悪な近似式はあったが…)全ての答えを導き出す事が出来た。

試験後、自己採点の結果は微妙であったが、今年は平均点が下がる事により大きな得点調整がされると読んでいた。正直なところ、自分が日本で一番勉強しているはずだから、自分が解けない問題は誰も解けない。つまり自分の点数が低ければみんなの点数も低い。だから得点調整が発生して合格するだろうと思っていた。結果、予想通りの大きな得点調整があり合格する事が出来た。