電験3種の2025年度(令和7年度)版のおすすめ問題集および参考書を紹介します。電験3種はとにかく過去問をたくさんやることが合格の近道です。理解できないとしても10年分覚えるくらいやると高い合格の可能性になると思っています。(私は1種までそうでした)詳しくは以下の記事を参照ください。
現在は、過去問題の使いまわしをされるようになっています。過去問24年分をすべて覚えことができると合格は疑いなしです。過去問題の対策は必須です。
新品を購入する前に
メルカリで過去問題やテキストを探してみるのはおすすめです。電験(電気工学)はそんなに新しい内容に変わっていかないので、古いテキストでも十分活用可能です。また、過去問の使いまわしも起きているので、古い過去問題もあれば手に入れて損はありません(むしろ探したい)
書籍の選び方
過去問題
電験3種は前述したとおり、高い比率で問題を使いまわししています。特に令和5年度以降は8割近くが過去問(およそ20年前~現在まで)の使いまわしです。
よって購入して手を付けるべきは過去問題です。参考書は買っても買わなくていいくらいです。参考書を通読するのはやめて、1問でも過去問に取り組み1問でも解ける(最悪覚える)問題を増やしましょう。
過去問は多少古くても問題なし。令和4年度版まで持っていればよい。令和5~6年度版は過去問の8割使いまわしなので古い問題を持っておけばOK。
1科目ずつ突破を目指す場合は科目別の過去問集(過去20年分)がベスト。全科目目指す場合は過去20年分を4科目はハードルが高いので4科目一括の過去10年分でとりあえず網羅的にやり、余裕があればさらに古い問題に手を付けるのがよいと思います。
参考書
前述のとおり過去問題が超重要です。参考書は参考にする程度にしてください。電験3種の参考書を通読してから過去問に取り組むのが無駄とは言いませんが、辞書を読んでいるようなもので全部頭理に入らないし、どんどん忘れていきます。読むだけというのは効率が悪いです。また、いらないこと(あくまで試験に合格するのにですが)がたくさん記載されています。過去問を解いて、どこが必要なのかを分かっている所だけ読むのがベストです。
参考書は「調べる時開く」と思ってください。辞書のような使い方が最良です。
なので、参考書は最初買わず、過去問だけやってみて必要な科目を後から買えばよいと思います。最初に張り切って4科目の参考書を買い、読むことができず読む気が起きずそのまま終わった人をたくさん見ました。
過去問題集
過去問10年分全科目(定番)
↓この本↓はすごくオススメです。
単なる過去問題集ではなくて、「10年過去問題の回答例、解説集」にもなっています。非常にボリュームがあってこの値段。更に分冊できるようです。1分冊目は「問題編」。2分冊目以降は、「解答解説編」を科目別に4分冊。1冊だけ持って歩くこともできます。今までにない”構造”にも注目です。解説も丁寧で必須の1冊です!
↓こちらの本↓も分冊可能な過去問題集です。見開きで問題と解答を見ることもできますし、「別解」が載っているものです。電験3種の問題は解き方が1つでないものも多くあります。異なる本を見て別解を知ることもできるのですが、こうした1冊の本で別解を載せてくれているのは助かります。
例年12月末発売ですが、下に紹介した1科目ずつの過去問を充実させたせいか2025.1現在も新しいものが出ていません。上述のとおりで最新にこだわる必要はありませんが現状2024年度版となっています。
過去問(単科目20年分)
上に紹介した2点は4科目分が一括ですが、単科目に絞った学習用であれば次の過去問がおすすめです。20年分が収録(法規のみ15年)されており、必要な科目だけを選んで学習ができます。20年分が収録されたものは他にないと思いますし、狙った科目だけ購入できるので無駄がありません。
20年分の過去問を対策しておけば合格は疑いなしです。これは過去問使いまわしの分析記事をみても明らかです。一方、法規は過去10年分くらいからの比率が高いので15年で十分です。無駄なく必要な情報を得ることができるこの過去問集は激推しです。
過去問(電子書籍)誰でもわかる電験参考書研究会
↓下に紹介する本↓はまだ残念ながら理論しか発売がありませんが、過去問の使いまわしに着目して、古い問題(1999~2012年 過去14年分)を中心とした対策本も出ていますのでご紹介します。
2. 確実に合格を目指す人 (合格をより確実なものにしたい人)
引用元:誰でもわかる電験参考書研究会
2022年度から電験三種の試験は年2回に変更、2023年度からはCBT方式が導入されました。
これにより大きく変わったことがあります。
それは 「試験問題の使い回し」が行われるようになったことです。
つまり、過去問と全く同じ問題が出題されるようになりました!
試験が 年1回の時はこのようなことはなかったのですが、
試験が 年2回に変更になったことで、出題方法が変更されました。
やはり出題側にとってみると、今までの2倍の問題を作成することは、負担が大きいのでしょう。
過去問の使い回しが行われることは、受験者にとって幸運なことです。
なぜなら、過去問を勉強していれば、確実に点を稼ぐことができるからです。
「過去問と全く同じ問題が出題される・・・」
では、いつ頃の問題が出題されるのかと言うと、これは 過去10年分より前の試験問題になります。
つまり 過去10年分の試験問題を勉強していても、この中から同じ問題が出題される可能性は少ないと言えます。
ゆえにそれ以前の問題、「誰でもわかる もっと!過去問題集」が必要になります。
↓下の本↓は、誰でもわかる電験参考書研究会の通常版の過去問題集です。理論以外はこちらしかありませんが内容はとっても評判がよいです。過去11年分ありますので、ボリュームは十分です。
テキスト
これだけシリーズ
理論科目は、やはり全体の基礎部分(電力の回路計算、機械の回路計算にも必須の知識)になります。この科目をある程度理解した上で次へ進めます。このこれだけ理論では、オームの法則の再確認から始まり、計算の基本であるベクトルや回路計算(インダクタンス・コンデンサ回路など)や3相交流などが勉強できます。ただ、どうしても初学者で基礎知識のまったくない方だと内容が理解しづらいという話はよく聞きますので、より入門部分の書籍も必要になります。
電力科目は、計算もですが鉄塔や発電所など構造物の問題もたくさん出ます。この本はイラストも多く、そういった(見たこともない)設備のイメージがつけやすい本だと思います。初めて電力を勉強した時(高校時代)はまったく電力設備のイメージができませんでしたが本書で勉強してある程度のものが想像できるようになりました。(発電所でも変電所でも設備のことの知識がないと問題が答えられません)
そういった意味でも、電力科目の教科書的存在としておすすめできます。また、もちろん計算問題にも幅広く対応しておりますので安心です。
これだけ機械の本はボクの中ではこれだけシリーズの中でもいちおしでしょうか( ̄¬ ̄*)機械は、”解き方のテクニック暗記”で解けてしまう問題も多く、理屈を理解せずに問題が解けるだけという状況に陥りやすい科目だと思います。もちろん解く手法だけを覚えて解ける問題もありますが、応用する問題などはそれでは解けなくなったりします。こちらでは理屈をしっかり勉強できますし、変圧器や電動機発電機以外の部分(熱や照明・電動力応用・伝達関数他)にもしっかり対応しております。電験1種やエネ管にも役立ちましたし、未だに調べることがあります。手元に置いておきたい1冊だと思います。
法規はページ数が少なめで全部読むのにもそんなに苦労はありません。また、法規というヤツもやっぱり絵が欲しいです。離隔距離とか工事の種類とか色々と覚えることがありますが文字だけで覚えるのは一苦労です。絵でみて覚えるのが最適だと思います。
また、法規にも計算問題がでます。需要率や不等率などという計算問題がでます。こうした部分にもきちんと対応しています。3種法規受験の際、この1冊があって助かった記憶があります。
数学本
書かれている「石橋 千尋」さんは私の数学のバイブル的テキスト「いちばんよくわかる 電験2種数学入門帖」の著者でもありますのでまず間違いないテキストと思っています(上の本も同じ著者)。内容は若干こちらの方が少なくなっていますが、価格も安くなっています。平方根・因数分解・二次方程式・三角関数・ベクトル・複素数関係が分かればモチロン買わなくても大丈夫だと思います。電験に必要な基礎電気数学を学びましょう。
上の書籍の後継と思われます。
【雑誌】電気計算
個人的にはすごいオススメの雑誌です。
毎月電験3種講座は載ってますし、最新の電気技術なども掲載されています。試験があった翌月などには標準解答も載ります。電験3種以外にもエネ管や技術士などの対策講座も載っています。出題範囲はそっくりなのでその辺りに眼を通すのもよいです。
テキストとしても色々と使えることも書いてあります。
毎月買うとちょっとお金かかりますが、1年分くらいでも取りためるのはよいかと思います。あと、予想問題がよく載るのですが、こちらもやっとくと本番で似た問題なども出て助かったこともあります。いろいろといいです。
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