【合格体験記(電験3種)】さかむけ様

第3種電気主任技術者

【No.062(2012.09.10)】

何回目の受験?

 4回目

使用した参考書

電気書院「これだけ」シリーズ、オーム社 完全マスター、高校の時の教科書(電気工学と数学)。
これだけシリーズをベースにして、完マスと教科書はわからないときに辞書的に見る感じでした。
完マスは私にはボリュームがありすぎで、これをメインにした勉強は私には無理でした。(1回はさらっと読んだけど)
高校の教科書も辞書的に使うとわかりやすくていいですよ。

受験体験記

初年度は全敗でしたが、2年目と3年目で理論・機械・法規に受かり、4年目に電力を取ってなんとか合格できました。
理論は基礎なので、まずは理論をマスターすべきです。
理論や機械は難しいからと後回しにする人がいますが、それだと後で苦労するだけです。

機械は範囲が広いので、不得意な分野は思い切って捨てるのも手です。
そのかわり電動機や変圧器といった基本はきちんと押さえておき、それ以外の分野も中途半端に覚えるのではなく出題されたら確実に点が取れるようにしておきましょう。
60点取れればいいのですから、完璧を求めないほうがいいです。
受かれば100点だって60点だって同じ価値なのですから。

電力は機械と理論の知識が生きるので、一番最後にするのが効率的です。
範囲も限られていますし、素直な問題が多いし、一番勉強しやすい科目だと思います。

法規は運が大きく左右するので、最後にまわさずに最初から勉強しておきましょう。
ただし試験1ヶ月前から他の科目の気分転換に見る程度にして、法規メインにならないように。
その程度の勉強でも運次第で取れます。

数学力なども含めた自分の力を冷静に判断して、計画的に受験した方が結果的には近道です。
甘い試験ではありません。
科目合格制度を有効に使いましょう。

私は3年計画でしたが、結局4年かかりました。
でも、最初から4科目全部を同時に勉強して1〜2年で受かる計画で進めていたら、いまだに受かっていないでしょう。
人は人、たいして勉強しなくても一発合格する人もいれば、何年もかかる人だっているんです。
自分にあった計画でないと絶対に失敗します。
人の倍かかったとしても、最後に笑えればいいじゃないですか。
皆さん、頑張って下さい。

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