【合格体験記(電験3種)】じゅうべいさん様

第3種電気主任技術者

【No.060(2011.11.21)】

何回目の受験?

 3回目

使用した参考書

・これだけ機械(電気書院)
・これだけ理論(電気書院)
・電験第3種過去問題集(平成23年版)(電気書院)
・U-CANの通信講座に付属していた過去問(電力・法規)

受験体験記

最初の2年はU-CANの通信講座についていた過去問(理論・電力・法規)だけやって、1年目は法規を合格、2年目は電力を合格しました。理論は2年とも不合格でした。

敗因は過去問だけだと基礎的な知識が身につかず、近年の基礎的なことを問うことが多い問題に太刀打ちできなかったことだと思います。

3年目は機械を勉強しているうちに、U-CANの参考書を紛失してしまい、良い参考書はないかと探していたところ、「これだけ機械」がよい事をこのHPで知り購入しました。最初はとっつきにくいなと思いましたが、やってるうちに分かりやすいと思うようになりました。

U-CANの参考書は、難解でなかなか理解が進まなかったことを考えると、最初から、「これだけシリーズ」だけやっていればよかったと思いました。(U-CANより遙かに安いですし)

「これだけ機械」が良かったので、「これだけ理論」も購入しましたが、こっちはちょっと難しかったです。でも基礎的なことが理解できたので良かったと思います。

参考書だけだと不安なので、上記過去問(10年分)もやりました。これは仕上げのためにも是非やっておいた方がいいです。電気書院の過去問は1000ページ以上ありますが、左ページに問題、右ページに解説が載っており勉強しやすかったです。また各科目ごとにまとまっていますので、切り離して勉強できるため使い勝手が良いです。

勉強法ですが、参考書については、最初から最後まで、一通り分からなくても読んで、問題を解いてみる。 次は、もうちょっと理解するよう丁寧に読み、重要だと思われる公式は自分で公式メモ帳のようなものを作って暗記するようにする。(私は通勤時にやりました。)

また、実践問題を解いて問題番号の上あたりに◎、○、△、×印と、問題を解いた日付を付けて理解度を自分で把握していく。つまり、◎:簡単なのでもうやらなくてもよい。○:解けた。でもあと数回は繰り返すべき。△:ぎりぎり解けた。再度やる必要あり。×:解けなかったので、再度やる必要あり。

私の場合、問題によっては6~7回ぐらい繰り返しやりました。

次に過去問題集ですが、これは参考書の問題が全て解き終わってからでもよいです。参考書をほぼマスターしてからとりかかると実力がわかります。解けなかったりすると結構ショックですが、その分、自分に焦りが出て、勉強で疲弊している精神が奮い立たされていいと思います。

逆に一発で解けたときは実力がついたことが実感でき、目の前が明るくなるような気分になります。勉強の進め方は参考書と同じで◎、○、△、×と日付を付けて何度も繰り返し解くというものです。

勉強期間は最初の2年は6月頃からとりかかりました。3年目は機械が4月頃から、理論が5月頃からだったと思います。これらの期間は月~金まで毎日1時間半~2時間ぐらい勉強しました。

テスト直前の3日間ぐらいは、すべての参考書と過去問の再確認にすべて費やしたので1日8時間ぐらい勉強しました。(一日何ページとか何章とか決めて勉強すると計画が立てやすいです。)

私は3回とも千葉の植草学園で受験(平成21~23年)だったのですが「来年こそは、ここ(植草学園)に来ねぇぞ!コンチクショー!」と内心思いながら受験に臨みました。

テスト中の90分は異常に早いです。1問あたりに費やせる時間を計算すると4分半ぐらいなので、時計で時間を確認しながら問題を解きすすめました。

ぱっと見て分かりそうな問題はとりかかり、分からなさそうな問題は後回しにしてやりました。(問題を後回しにしたときは、チェックシートの塗る場所も注意しましましょう。塗るところがずれたら一巻の終わりです!)

また問題はあとで○付けができるよう回答番号に○を付けました。テストが終わった夜には回答が出て、震える手で○付けしたところ、理論65点、機械60点で合格圏内だったので、ほっとしました。

やっと戦いが終わった感じがしました。そして「免状をこの手にするまでは(事故とかで)死ねない!」と思いました。 早く免状こないかなぁ~。
(申請から2ヶ月以内に免状発行って遅すぎだよ!下手すると12月末だよ!)

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