返信先: 電験二種 電力・管理科目(R6)

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    厳密にいうと、「試験が無い」と聞こえが良い(?)かもしれませんが、
    電験の認定よりも厳しい道のりです。
    電験は認定がダメなら、受験してでも取れるので。
    対して、BTは認定の道しかないのです。

    BTになるには、関連学科卒(高卒・大卒・院卒)が必須条件です。
    関連学科は土木・機械・材料工学など。もちろん電磁気もありです。
    その後は、「気力発電所での勤務経験」が要求されます。
    「規模は問いません」と表面的にはなっていますが、実質タービンなどの回転機器が無いと、経験としてカウントされないので、
    自ずと、「それなりの規模の発電所」(せめて数千キロワットでしょう)になります。
    なので、この「発電所勤務」がかなりハードルが高く、なかなかクリアできる人は居ないのです。

    私の後輩のように、発電設備の重電メーカー勤務でもダメで、「電気事業者」でないとまず無理です。
    ですので、BTをとりたいならば、ベンチャーでも良いので、「気力」発電所(バイナリー地熱とか、バイオマス発電所など)でカバン持ちからやらねばならないのです。

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