【No.001(2005.05.02)】
何回目の受験?
1回目
使用した参考書
オーム社のよくわかるシリーズ(理論・電力・機械・法規・電気数学)
このシリーズは電気の初学者には入りやすいと思います。
私は初学者でしたので難しいテキストを選ばず、これを使いました。
電気書院の電験第三種模範解答集(過去五年の試験問題と模範解答)
過去問を勉強して傾向と難度をつかみました。
以上が私の使った教材です。
受験体験記
勉強を始めたのが公害防止管理者の水質の試験が終わった一週間後位の10月半ばでした。
電気については学校で習った物理の知識程度だったので難しい本は選ばず、学習しやすそうな オーム社のよく分かるシリーズを買い勉強を始めました。
まず理論を一回読んで例題、練習問題もしましたが分からないところや忘れた ところがあると思い結局三回続けてしました。
電力・機械・法規・電気数学も同様にしました。
次に買ったのが電気書院の電験第三種模範解答集でした。
これは過去五年分の試験問題と模範解答の問題集です。 とりあえず一回ずつ過去五年の問題にあたってみましたが解説を見て半分分かる かどうか程度のできでした。
ここまでするのに一日三時間平均くらいの勉強で三ヵ月程でした。
そして、またよく分かるシリーズに戻って、理論・電力・機械・法規・電気数学 を二回ずつしました。前回にやったときよりも理解しているのが分かりスピードもアップし ました。
そして、電験第三種模範解答集にあらためて挑戦し、過去五年分の問題を三回ずつしました。前回したときよりも回数を重ねるごとに分かるようになり、解説を読めば90%程理解できました。
そして、よく分かるシリーズにもどり各科目を一回ずつし、最後に電験第三種模範解答集 を過去五年分をニ回ずつして、試験に臨みました。
試験を受ける直前は受かっても落ちても不思議でない程度だったと思います。
一時間目の理論は割と出来たと思いましたが、はっきりとした自信は無かったです。
二時間目の電力は見たことも無いような文章問題が多くて苦戦しましたが、B問題の バランサの中途半端にのこっていただけの知識に救われて望みをつなぎました。
三時間目の機械は進数と伝達関数に救われました。
四時間目の法規は割と出来たと思いましたが、これも自信が無かったです。
たくさんの人が途中で退席する中、私は全科目時間一杯まで粘り、はっきり分からな い問題と格闘しました。そのお陰で出来た問題も何問かありました。
試験の感想としては、まずは分かる問題からとき、時間を食う問題はあとでじっくり考え たのが良かったと思います。
結果ですが
理論・・・・・85点
電力・・・・・70点
機械・・・・・70点
法規・・・・・74点
でした。
今回の試験の準備期間は10ヶ月少々でこの間平均したら一日2.5時間でトータル750 時間程になると思います。試験準備期間中にはインフルエンザが長引きしばらくほとんど勉強をせず、やめかけましたが最後の四ヶ月の追い込みが良かったと思います。
中途半端な知識に救われたり、得意な問題に救われたり、運も良かったと思います。
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