【No.022(2010.11.19)】
通算何年で合格?
2年
使用した参考書
2年間とも同じ参考書で通しましたが、この2冊で十分です。
ひたすら過去問の理解・習熟に努めるべく、繰り返すことが肝要です。
(1)「H21年版 エネルギー管理士(熱分野)模範解答集」:電気書院
誤植があるも、十分「参考書」としての義務を果たせるものでした。
(2)「2009年版 エネルギー管理士試験(熱分野)試験直前対策」:省エネルギーセンター
ア 各章毎にある能書きは、余り役立たずといった感で、定義の再確認程度のものです。
イ この本の掲載問題は(1)に比べると実践的ではないと判断しました。
ウ 一部に旧制度時代の問題があり難解でしたのでこれらは無視しました。
エ その他は、本当に直前の「理解・習熟の再確認用」として利用かと・・・。
受験体験記
過去問の繰り返しを徹することです。試験本番では、“数値を変更した程度の類題が出題された!“と思えるようになりますので、精進してください。
過去問が易しいと思えてくれば、力が付いてきたと考えて良いと思います。
(1)1年目
試験本番時は、全ての課目で時間不足となり見直しは一切できませんでした。このためケアレスミスは致命傷に至ります。従って問題文書を「最後まで読み切る基本」を徹底すべきです。
ア エネルギー総合管理及び法規:試験時は約70%の出来栄え
電気分野に疎くこの問題に一部難解がありましたが、他の問題を確実に抑えるこ とでカバーできる
ものです。参考書の過去問を繰り返し解くことで理解・習熟を図りました。
イ 熱と流体の流れの基礎:試験時は約58%の出来栄え
足りない試験時間に泣かされました。あと30分延はほしいものです。
参考書の過去問を繰り返し解くことで理解・習熟を図りました。
ウ 燃料と燃焼:試験時は約75%の出来栄え
参考書の過去問を繰り返し解くことで理解・習熟を図りました。
エ 熱利用設備及びその管理:試験時は約80%の出来栄え
参考書の過去問を繰り返し解くことで理解・習熟を図りました。
(2)2年目
1年目は一発合格を目指すも「熱と流体の流れの基礎」をあと一問至らずで、涙を呑みました・・・
ア 1年目と違いⅡ課目のみなので、ひたすら1(1)の過去問、(2)の掲載問 題を繰り返し解くことで理解・習熟を図りました。
イ Ⅱ課目(熱と流体の流れの基礎)試験時は約80%の出来栄えとなりました
ウ 参考書の過去問等の反復繰り返した勉強の成果からか、「出題者との知恵比べ」といった感で臨めました。しかし前年同様に時間不足で、回答見直しは一切できませんでした。
回答時間を随時確認しながら、容易・安直な問題から回答に着手すべきでしょ う・・・