学習

第2種電気工事士

【第2種電気工事士】接地側(白)と非接地側(黒)電源線とは?

電気工事士試験で超大切な「接地側」と「非接地側」について解説します。接地側電線とは対地電圧「0v」で理論上、触っても感電しない安全な電源線になります。電気回路的には、接地側電線と非接地側電線を負荷に繋げば通電するので、どっちをどっちに繋いで...
電気機器

かご型誘導電動機の始動方法(全電圧・スターデルタ・リアクトル・コンドルファ始動法)

誘導電動機には「かご型」と「巻線型」の2種類があります。ここでは「かご型」に分類される誘導電動機の始動方法について紹介します。かご型と巻線型の構造的な違いは次のとおりで、2次回路(回転子)の電気回路を外部へ引き出しているかどうかが大きな特徴...
電気機器

誘導電動機の電圧と電流とトルクの関係

「誘導電動機は電圧を下げると電流が増える。」と言う話皆様こんにちは今回のお題は「誘導電動機は電圧を下げると電流が増える。」です。電気屋の常識と反対の事態が起きるそうです。この電動機の特性を知らなくても、使えれば良いのですが、知っていた方が何...
電気機器

誘導電動機の速度制御(原理、ベクトル制御・セルビウス制御)

誘導電動機を速度制御速度制御する話(改)USO 訂正版皆様こんにちは 今回は誘導電動機の速度制御の話を書きます。こんな話を覚えても、実社会でどの程度役に立つのか不明ですが、知らないより知っていた方が良いと思います。何かの話のネタにでもなれば...
電気機器

誘導電動機の回転原理

誘導電動機はどうして回るのかと言う話皆様こんにちは。普段からお世話になっている誘導電動機ですが、この電動機がどうして回るのかと言うことを考えてみようと思います。参考書などには、「誘導電動機はアラゴの円盤が回る原理を利用して回っています。」と...
電気機器

誘導電動機のスターデルタ(Y-Δ)始動時の電流

三相誘導電動機のスターデルタ始動時の電流について三相の誘導電動機をスターデルタ始動した場合の電流の話です。皆様ご承知の様に、スターデルタ始動はよく用いられる始動方法です。この始動方式を用いた場合の、始動電流及び始動トルクの関係は次の様に説明...
電気機器

同期発電機の運転ベクトル図(励磁電流と機械的入力の変化)

同期発電機の運転いろいろ同期発電機の運転方法は色々あります。一般的な教科書や参考書では電力会社の発電機の話が多いようですが、自家用で買電とパラランした時の事象を書いたものを見たことがありません。そこで作ることにしました。毎度ながら独断と偏見...
電気機器

交流電動機の巻線(全節巻・短節巻・集中巻・分布巻)

交流電動機の巻き線の話皆様こんにちは。前回は「回転磁界」の話を2回に渡ってしました。今回は「巻き線の巻き方の話」です。電動機は広く用いられますが、構造や原理を理解するのは相当に厄介です。これらを一度に理解しようとすると、頭がパンクします。で...
電気機器

誘導機と同期機の「回転磁界」とは?~仕組み、原理の概念~

「回転磁界」とは、誘導機と同期機の固定子部分に用いられる仕組みで、磁極が「機械的には回っていない」けど「電気的には回っている」状態を作り出すものです。この概念を理解することができる解説資料です。
電気機器

変圧器のY-Y結線は地絡電流が流れない?

変圧器は1次電流×1次電圧=2次電流×2次電圧にならなけばおかしい機器です。つまり2次電流だけ流れることはできません。単相の場合はあまり悩みませんが3相になるとそういうことが理解できていないと実務で色々混乱すると思います。こういう話は教科書...
電気機器

ウッドブリッジ変圧器(ウッドブリッジ結線)とは

日本国内の電気鉄道に用いられる3相から単相を取り出すことのできる「ウッドブリッジ結線」についての記事です。ウッドブリッジ結線の話皆様こんにちは 今回の御題は「ウッドブリッジ結線」です。ウッドブリッジ結線?何それですねぇ~・・・全く解りません...
電気理論

複素数とは(ベクトルと極座標表示)

電気計算に用いる複素数表示とは何を表すのか、どのような値でベクトル上の表現をするとどうなるのか、さらに計算を楽にできる極座標表示とは。複素数とベクトルの話今回のお代は複素数とベクトルの話です。純粋に数学の話ですから面白くも何とも有りませんが...
電気理論

ベクトル図の基本(読み方、対地電圧)

誰も教えてくれないベクトル図の話皆様こんにちは今回の「お題」は電圧ベクトルです。「又、ベクトル図の話かよ!」と言わないで、お時間があればお読み下さい。尚、この記載は今まで彼方此方に描いてきた内容を整理したものです。宇宙 元年 鹿月 骨日さい...
送配電

バランサの仕組みと回路図(単相3線式の電流をバランス)

バランサとは、単相3線式の低圧配電線路の末端に設置され、不平衡負荷をバランスさせる効果のある装置です。電験にも出題されるこの機器の基礎原理、仕組みについての説明となります。バランサの話皆様こんにちは今回の御題は「バランサ」です。単相3線式配...
電気機器

変圧器の返還負荷法とは(温度上昇試験)

変圧器の温度上昇が規定内であることを確かめるために温度上昇試験を行いますが、このために変圧器に「負荷」をかける必要があります。ですが、大容量変圧器では定格負荷をかけること自体が困難ですし、大変不経済となります。そのため、返還負荷法もしくは等...
送配電

フェランチ効果とは(原理・ベクトル)電圧降下?電圧上昇?

フェランチ効果とは、送電線路(配電線路)に流れる負荷電流が進み電流となったときに、進み電流によって発生する電圧降下が結果的に受電端電圧が送電端電圧を上回る現象をいいます。直感的に分かりづらい現象ですがベクトル図で説明することができます。この...
電気機器

変圧器(トランス)の利用率とは(V結線で86.6%)

変圧器の利用率とは、変圧器の容量に対して実際に取れる負荷の割合(能力に対してどのくらいまで使えるか)を表すものです。V結線の場合には、Pの出力×2台(=2P)の変圧器で得られる出力は√3Pとなり、√3/2(=86.6%)までの出力しか得られ...
電気機器

異容量V結線(灯動共用方式)とは。(ベクトル図)

一般的な配電方式として柱上変圧器は容量の異なる単相変圧器2台をV結線して低圧配電しています。これは、灯動共用方式と呼び、変圧器の異容量V結線で実現します。回路(計算方法)は難しくなるものの、広く使われている方式となります。オトーサンの為の異...
電気機器

変圧器のV結線とは~ベクトル・動作原理と利用率86.6%~

単相変圧器2台をVに結線することで平衡3相電力の送電が可能になるV結線について、その動作原理をベクトル図を使って説明を頂いています。回路をバラバラにしたりΔ結線との比較をしたりかみ砕いた説明で、V結線のベクトル・理論は理解が難しいため、本記...
電気機器

[同期機・誘導機・直流機]電動機の特徴(利点・欠点)

同期電動機・誘導電動機・直流電動機それぞれの電動機の特徴(良い点・悪い点)について紹介します。概念がイメージできてくれば電験の問題文が読めるようになると思います。各種電動機の特徴(利点、欠点)[投稿者:鹿の骨さん] 電動機と一言でくくっても...