【No.064(2013.04.15)】
何回目の受験?
1回目
使用した参考書
1.電験3種ニューこれだけシリーズ(理論、電力、機械、法規)(電気書院)
人気があるようなので購入した。各2回づつ通読した。
各冊結構な分量がある。時間がかかり過ぎるのが難点。
2.電験3種突破演習(オーム社)
やや古めだが、過去問のうち重要な問題が厳選されている。
試験の出題傾向などもあり、良いと思う。
3.電験3種過去問マスタ
理論の15年、電力の15年、機械の15年、法規の15年(電気書院)
受験体験記
電験3種を受験しようと思い立ち、4月から勉強を開始しました。
仕事が電気と無関係で、電気に関する知識はゼロに近い状態でした。、
始めにwebで評判が良かったので、これだけシリーズを4冊こなすことに決めました。1冊2週間と決めて、2週間毎に科目を変え、2周しました。しかし、分量が多いため、忘れてしまうことも多く、知識定着度は低かったです。
無料だったので、7月1日にオーム社主催の電験3種突破研究会に参加しました。このときのテキストである「電験3種合格 重点攻略ノート」と「合格ノート」(新電気6月号の付録)がとても良くまとまっており、また、試験のイメージをつかむことができました。また、この薄い本を参考書代わりに用いることで、重要事項の確認や記憶の定着に役立ちました。
過去問マスタを一通りやろうとしましたが、時間が無かったので、「電験3種突破演習」に絞ることにしました。解説を見ても理解できないものは飛ばして、2回こなしました。わからない部分や記憶が定かでない部分は「重点攻略ノート」を参照しました。
しかし、「電験3種突破演習」だけでは、法規や電力の論説問題が少ない気がしたので、過去問マスタを追加して解きました。結果は、理論65点、電力70点、機械55点、法規70点で合格することができました。
アドバイスとしては、
1.つらくても4科目合格を目指した方が良いと思います。各科目重複している部分があり、全範囲を勉強した方が、各項目の理解がしやすくなると思います。
2.参考書は、科目毎になっているのではなく、4科目が1冊になったものの方が良いと思います。「これだけシリーズ」でもかなりの分量なので、上記の「重点攻略ノート」のように4科目を網羅した薄い本を繰り返し、勉強した方が効率が良いと思います。
3.計算問題は、実際に紙に書いて、また、電卓を用いて計算するトレーニングをする。実際紙に書くことで、どこが間違ったかが明らかになります。
4.近年、法規が難しくなっています。特に論説問題が難しいので、計算問題を確実に得点できるように勉強しておくことが重要と考えます。
幸運にも合格することができましたが、まだまだ、電気の知識は十分でありませんので、来年、電験2種に挑戦しようと思います。
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