【合格体験記(電験2種)】shiro様

第2種電気主任技術者

【No.004(2007.01.18)】

何回目の受験?

 1回目

使用した参考書

電験第2種一次対策これだけシリーズ×4(電気書院) 非常にわかりやすく、試験範囲を網羅している参考書です。一冊が分厚いですが 、これを制覇すれば合格が見えてきます。 二次の論説対策も兼ねたバイブルになります。

電験第2種二次対策これだけシリーズ計算編×2(電気書院)
一次対策と打って変わって計算問題ばかり。ですが一次を突破された方々であれ ばすんなり頭に入る内容です。 計算は二次試験の大きな得点源になります。

電験第2種模範解答集(電気書院)
あまり使いませんでした。分厚すぎるため、どこに何が書いてあったか探すのが 面倒で使いにくかったです。 ですが詳しい解説が載ってるため勉強にはなるので、一度は通して解いておくべ きです。

電験第2種二次試験予想問題集(電気書院)
薄っぺらい問題集です。しかし僕の場合これが決め手になりました。H18年度、な んと電力で2問的中しています。3日ほどで全部解けるので、最後の締めにはいい かもしれません。

受験体験記

電験二種は二次試験が本番です。
計算問題は訓練次第で高得点が狙えるため、これを得点源とする方も多いと思い ます。
ここでは僕自身が取ったテクニックを紹介します。

1.公式は暗記ではなく、必ず理論的に導き出すこと。
公式の本質を理解しているため、イレギュラーな問題にも対応できるようになり ます。

2.別解を考える
・単位法を用いた計算で解いてみる
・ベクトル図を用いて解いてみる
・解説に乗っていない公式で解いてみる
など。これもイレギュラー対策です。また、問題の本質を見抜く力がつきます。

3.一次で勉強したことを大切に
例えば非接地系統の地絡事故。地絡電流を計算したら大きな値になってしまった !
計算結果が明らかにおかしいことに気付くことができます。

計算問題の背景に何があるのか、これをよく考えることで論説対策も兼ねること ができます。一次試験から3ヶ月間という短い期間を効率的に使うことが勝利に近 づくための必須条件のように思います。

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